もともと習慣とは、人の普段からの振舞いが積み重なって、
身に染みついたものだ。
このため、自分の心の働きに対しても、習慣は影響を及ぼしていく。
悪い習慣を多く持つと悪人となり、よい習慣を身につけると善人になるというように、 最終的にはその人の人格にも関係してくる。
だからこそ、誰しも普段からよい習慣を身につけるように心掛けるのは、
人として社会で生きていくために大切なことだろう。
- 論語と算盤 -
渋沢栄一
四十を過ぎてちょっとお腹がポッコリしてきたから
腹筋と腕立て伏せを毎日50回。
一か月習慣づけてみた。
風呂上がりのカガミに映る自分の姿に、さして変わりがない。
なぜだろう。なぜかしら。
フィットネスに通っている人に聞いてみる。
ネットで調べてみる。
すると、一つの最適解が見つかった。
背筋を鍛えること。 @スクワットも大事だそうだ
お腹が出れば腹筋を鍛えるとよいという直接的行動ではなく
背筋を鍛えるという間接的行動こそが、どうやらよいらしい。
お天道さまに背を向けるような言動は控えよう。
毎日、少しの時間でもよいから本を読もう。
日々の出来事に「なぜか?」と常に疑問を抱こう。
考える力を身に着けよう。
習慣はただ一人の身体だけに身についているものではなく、
他人にも感染するし、はたまた他人の習慣が自分にも感染する。
「この人と時間を共にすると啓発される。」
そんな仲間をたくさん増やすのだ。
すっかり春の気候となり、シューケースには色とりどりのケーキがあり。
自宅の花壇に咲き誇るミモザが春風で揺れている。
限定のサクラをいただき、今日はイッセイミヤケを読む。