続いて2日目。
埼玉県大宮から都心まで電車で小一時間。
痴漢と間違われないように両手をハンズアップのまま小一時間…。
東京に来たときはまず最初に日本の近代建築の祖 建築家 辰野金吾 氏の設計
にご挨拶します。
別名 東京丸の内駅舎 と呼ばれた東京駅。
外国からの迎賓にはここから直線に伸びる皇居に向かって
宮内庁警察が先導する馬車が走ります。
そして吹き抜けの天井には建築当初を再現した十二支のレリーフがあります。
東京駅を丸の内方面に出て左に見る 旧東京中央郵便局 改め
大型商業施設KITTE JPタワー を見ます。
このKITTE。
当初は解体し再構築されるところを建築家 隈研吾 氏が設計しました。
正面ファサードは近代建築部分を記憶の継承として残し、セットバックした部分に
高層化したヴォリュームを限りなく消すことを優先したデザインされた建築です。
@同じく歌舞伎座があります
最近の隈さん。全然「負けてない」けれど、この姿勢は大好物です。
続いて、サラリーマンの聖地 新橋へ。
ニュー新橋ビルを改めて建築的視点で観察しました。
早目のホテルチェックインし、代官山へ。
建築家 牧文彦 氏の代官山ヒルサイドテラスを久しぶりの見学。
40年経った今も新鮮さを失わないその建築。
今はそのヒルサイドテラスにクラインダイサムアーキテクトの蔦屋書店が
代官山の樹木に溶け込んで建っています。
そして、建築書籍の宝庫であるGAギャラリーと双頭をなす
ギャラリー間(TOTO)です。
建築家 田根 剛 展を訪れました。
ところ狭しと並んだ模型。
一人、「うんうん。」と頷く40歳。
屋外テラスの展示にも人、ひと、人…。
気が付けば、ギャラ間で1時間経過…。
やばい。
暗くなる前に見たい建築がたくさんあるのに…。
つづく。