2018.10.04

10月。

早い。本当に時間が早い。

1時間と1日と。1週間と1か月。

 

そーか。

こーして歳をとっていくものなのか。

 

これがですね。建築としての仕事として時間を考えると長いのです。

 

基本設計(プランニング)を行い、実施設計(計画に基づく詳細な設計)をし、
確認申請(法適合している可否を問うジャッジ)を行い、よーやく工事着工。

 

工事が着工すれば工事監理(図面と整合しているかを確認するいわゆる設計監理)を行い、そして晴れて竣工(工事完成)引き渡しとなります。

 

建物用途や構造規模、内容によるけれど概ね設計着手から完成まで1年程度。

建築の寿命から問えば、もっと熱く、そして詳細に綿密に設計、工事を行う気概があれば、魂のこもった建築が生まれて、社会に広く、そして長く愛される建築となると思います。

 

「研究というものは何ができるのかではなく、何を知りたいか」が重要と言った
ノーベル賞を受賞された本庶先生。

 

今まで頭の中でもやもやとしていた回路が突然スパークしました。

 

「建築で何ができるのか。ではなく、建築で何がしたいか。」

 

「建築で社会へ何を問うのか。」
「建築で何を表現したいのか。」

 

クリアになった頭と熱く燃え滾ったハート。
10月からギアをシフトチェンジです。

 

工事着工となった現場。

 

地耐力が弱い(地盤が軟弱)かったため、

基礎工事前に鋼管杭打設を行いました。


現場ははやくもハロウィンの装いです☆

実りの秋。
収穫の秋を感じながら。

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