一日のスタート。
午前中に打合せや来客がなければ8:30からスローに始まり集中し
そのうちクレッシェンドになり、気が付けば14時過ぎとなる。
出かける用事があれば、時間に追われながら設計作業を進めるため
指先がフォルテシモ。
どちらが良いかと問われれば、どちらも集中できる環境なのでどちらも良く。
事務所に一日こもりっきりで落ち着いた時間も大切であれば
外出して環境と触れ合うことも設計するうえで大切なことでもあります。
デザインは教育で教えられるものではなく
毎日の生活の中で意識して学んでいくものなのです。
日常にありふれたものを意識して見てみたり。
一日で自分の中で入ってきた イイね と思うモノコトを写真を撮ったり。
見ようとすれば見えてくる。
昨日は、クライアントと一緒に店舗物件巡りに行ってきました。
待ち合わせは小倉魚町銀天街。
普段、街を歩く景色とビルから見下ろす景色。
築50年の窓がない物件もあれば
南側採光の物件もあり
屋根は単に雨露をしのぐものではなく
全ての屋根に緑を植えれば、とても素晴らしい環境が生まれる。
触れられる緑があれば、愛でる緑もあり
普段は目にすることがない緑でも空から見れば笑顔になれる緑もある。
古くなったビルも単に壊して建て替えるのではなく
新しい機能を持たせ、利活用していくことが人にとっても街にとっても
そして地球環境にとっても大事なのです。
新築の設計も面白ければ、改修(リノベーション)や内装(インテリア)も
面白い。
建築は未来。