人生とは選択の連続である。
3週間前。銀歯が外れた。
無意識に歯を食いしばる癖があるようで、4月に虫歯でもないのに歯医者さんに通ったばかり。
1週間前。また銀歯が外れた。
エイヤッ。と声に出し、歯医者さんに行く。
「外れてすぐ来ないから作り直しですよ」と、かぁるく言われ
そして今日も通院するのです。
あの時。すぐに行動を起こしていれば...。
あの日、あの時、あの場所で...などと、良き選択の時もあれば悪い選択の時もある。
人生に偶然なんてものは無く、全ては必然なのだといつも考える。
数年前から相談と実務が増えてきたリノベーション業務。
戸建て住宅の8割が木造と言われている日本。
その空き家は現在約800万戸。 ※そのうち約半分は賃貸
建て方そもそもが粗悪だったり、その後のリフォームが劣悪だったり。
木造住宅の減価償却が22年という考えが、そもそも悪だったり。
獏として考えていたことを今年こそ事業化するのだと話し合っていた矢先。
住宅医さんから「住宅医スクール」のご案内を頂きました。
建築法規として昭和25年5月24日に施行された建築基準法。
幾多なる地震を背景に昭和56年6月1日にいわゆる「新耐震基準」に改正。
そして阪神・淡路大震災を受けて平成12年6月1日に再度改正。
普段よく不動産などの会話で「新耐震基準(昭和56年以降)の建築だから大丈夫ですよ」と耳にしますが全く大丈夫でありません。
この言葉を言う人は基本的に信用してはいけません。
では「おそらく大丈夫だ」と言えるのはいつからなのか。
それは「平成12年以降」の木造建築物です。
建築士などの資格を持っているかたなら周知のことですが、この平成12年改正で木造は「四分割法・偏芯率など」大きく変わりました。
ではそれ以前の木造住宅は不安全なのか...。
住宅医のインスペクションと改修事例を目の当たり。
有識者がインスペクション(検査・点検等)を行い、性能向上を目指した改修(リノベーション)をすれば安全だと改めて断言できる結論に至りました。
朝から夕方まで隙間の無いスクール。
夕方、外に出るとビアガーデンのサイン。
博多駅周辺はいつ来ても喫煙場所がなく「確か2階にはあったよな?」と行ってみると「な、無くなってる...。」
いや何かがおかしい。 ミスリードされてる。
凝視してみると、微妙にステッカーが剥離している。
少しめくってみると
時代です。
元号が平成から変わろうとしている時代です。
「しゃーない。」とホームに上がると、あるし。喫煙ルーム。
そろそろTさんに倣ってプルームテックにしよう。
これもまたひとつの選択。