Speak up

少しゆるりとした感じがあるのだけれども
走馬灯のように過ぎ行く時間だなと思う4月の季節に産まれた私。

今年も愛でることもなく散ってしまった桜に
いつの日にか子供が巣立ち、妻と二人きりで桜前線を追いかけたいなと思う今日この頃です。

今週末に控えたリレーマラソン大会のために万年運動不足の身体に鞭を打ってひた走ると
ルーティンのコースであるグラウンドで見つけた100円玉。

ちょうど日曜日で子供と一緒だったので、よしこれは教育だと思い立ち
「落し物は交番に届んといかんね。」と言い、交番を探す。

……ない。

どう考えても走って行ける距離に交番がない…。

「パトカーを呼び止めれば。」と子供は行言うけれども、
「へい、タクシー!」のようにおいそれと呼び止めれるものですか。。。

日揮の重久吉弘氏がそう言えば語っていた。
  “ スピーク・アップ(Speak up) ”   ~ 思い切って話しかけろ ~
を思い出した。

思っていることは考えているだけでは決して相手には伝わらず
言葉のコミュニケーションにより以心伝心のような相互理解が生まれるものである。

考えていることを相手に伝えること。
考えた建築を語言化することの重要性。

思い切って話しかければそこにhappyが生まれるかもしれない。
思い切って発言すればanswerで私の頭の中がぐるぐると回転するかもしれない。

可能性ですよ、可能性。

訪れたホテルの窓ガラスに描かれたサイン。
見渡す景色も言葉ひとつでピアニストのコルトーを感じた瞬間。

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