努力することが苦にならないもの。それがあなたの才能です。

“宿命に耐え、運命と戯れ、使命に生きる”
と、座右の銘を恰好よく雄弁に語った経済同友会の新トップに就任した小林 喜光氏。

はたと考えた。
そういえば私の座右の銘はなんだろう。

“到知”という雑誌をご厚意により頂き、黙々と読み続ける日々。

話は変わって、最近どうも引っ掛かる“消滅可能性都市”というワードがある。
総務省が17日に公表した統計を踏まえると、福岡県は第7位で0.03%の増、
広島は第11位で0.23%の減。山口県はというと何と47都道府県のうち42位の0.80%の人口減。
この体たらく。何なんだよ、いったい。。。

2014年時点の推計で日本の総人口は1億2,708万3千人であり、前年比21万5千人の減少という数字。
2060年の総人口は約8700万人になるという推計は、50年後に戦前の人口まで減少するという推測は
あながち遠い未来ではないのかもしれない。

合従連衝がますます勢いづく社会情勢に建築業界もどんどんと呑みこまれてゆく。

さて、その建築業界に4月から朗報が。
住宅性能表示制度に地盤の液状化規定が盛り込まれました。
契約内容には含まず、あくまでも参考情報という位置づけではありますが大いなる進歩です。

一生に一度の大きな買い物に上屋(建物)にばかり目が行って、地盤(土地)を疎かにしてしまうという情勢。
しっかりとしたプロフェッショナル(有識者)が関与せず、地盤調査は営業経費の1つという考えで工務店や
ハウスメーカーの営業・設計担当者による安易な判断に任せてしまっている危惧。

建築を建てようとする土地の特性、年譜、はたまた液状化のメカニズムを理解したうえで
判断すること、それがプライの一位に挙げるべきではないかと考える。

人口減少に突入し約820万戸の空家を抱える日本。

そんなことをウダウダと考えながら、店舗設計のために内装メーカー大手のショールームに行ってきました。

プリント技術が随分と発達して素人では本物と見分けがつかないような床材。

カタログで選ぶ建築なんて。。。
建築はやっぱり共に造り、創り上げるものだと感じた春の日。

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