春眠暁を覚えず。
寒暖の差が激しい初春の日。
日中のぽかぽかとした暖かさにまた、太陽の恵みを感じる。
かねてから計画していた建築家交流会。
待ちに待った本日、開催しました。
コルビュジェのシャンディガール建築のスライドから始まり、それぞれの建築発表まで。
私も何時ぞやに訪れたサヴォア邸に思いを馳せ、ついつい饒舌になってしまった。
建築家としての在り方。
地域から中央に発信する心得。
デザインビルドという名のもとに設計と施工の分離原則が崩壊し建築が滅んでゆく昨今。
オリンピックを境に一体どうなるのであろうか。。。
なぜ枯れてゆく生花が高価で造花が廉価なのか。
壊れやすいグラスが高価で壊れにくいプラステックのコップが安いのか。
リンゴが木から落ちるという当たり前の原則に気づくことの大切さ。
あたりまえということに真理が隠れている。
デザインとはまさにそれなのだと感じる。
行為に溶けるデザイン。
現象学は実におもしろい。