洋々と月日が流れること3月。
流れることもあれば、とどまることもこれまた自然の流れ。
私の廻りには強い方がたくさんいます。
自分の意見をしっかりと伝える強さ。
自分の意思を貫き通す強さ。
人を守る強さ。
人を引っ張ってゆく強さ。
力強さとは何なのかを考えていると、こんな面白い話。
子供に勉強しろと言って成績が上がっても、それは子供の力にならなくて
親の助言が良かったからという、ただそれだけなんだと。
ではどうするのかというと、「何か私に出来ることはない?」と提案する、そう尋ねることで
お互いの課題がはっきりする。
そうすることで親子が一緒になって課題に当たることが出来るのだそうだ。
本当に強いとはどうゆうことかというと、
お互いの課題をお互いの立場からハッキリさせること。
上下ではなく、横で結び合う絆こそ強いチカラになるんだと思います。
建築を造るというという時、クライアントと設計者、両方の課題をハッキリすることが大事です。
どうして家を建てようと思ったのか。
今の生活にどんな不自由を感じているのか。
求めるものは何なのか。
将来、未来の生活を見据えるて考え抜いたカタチなのか。
クライアントが求めていることなのか。
そこに感情が、理念が、想いが乗っているのか。
心理学者のアドラーさんは言います。
ありがとう。
助かったよ。
この言葉に包まれると、勇気が生まれる。
途中ですがまたひとつ、引き渡しを終えました。
我が子が巣立ってゆく。