本を読む。
一度読んだ本を何度も読み返すというルーティン。
だいたい3回も読むと本質が解ってくるのだが、読めば読むほど解らなくなる本に出会いました。
“老師と少年”
月夜に照らされた森を抜けたどり着く老師の庵。
繰り返す問答。
やっと手に届く距離に近づいたと感じた矢先、遥か彼方へと遠ざかる思考回路。
とても感想だなんて言えやしないし。。。
人生の経験値不足に苛まれ、1日、1年、10年と先をゆく隣人の皆様に問いてみたい。
今日の午後、設計事務所を主宰する男2人で街を路上観察に勤しむひと時。
存在感がビシバシ伝わってくるトマソン建築に歴史の重みを感じ、現代の社会へとインテグレートされた
朱色のポストにマジマジと視線を落とす。
丸ポストを発明した俵谷 高七という発明家。
ん? 発明???
そ、それがアリなら。。。
い、いえ。、なんでもないです。
私、個人の活動としてずいぶんと倶楽部化している路上観察。
師と仰いでいた赤瀬川原平氏が逝去された。
超芸術トマソン。
見ることの大事さに随分と気づかされた。