萩の花 尾花 葛花 なでしこの花
女郎花 また 藤袴 朝顔の花
これぞ秋の七草
見ようとすれば見えてくるものの一つとして自然があります。
単衣に自然と云えども様々な固有のカタチがある。
今、勉強中の緑はこれまた難しい。。。
木の板を見て、これが何の樹種かはずいぶんと解るようになったけれども
枝葉や幹をみていったいなんぞやと考えることがしばしば。
不得手とする野菜や果物はさっぱり皆無です。
そんな折、世界で一番多い固有の個体は何なのかというと昆虫なのだそうです。
ファーブル先生も養老先生も好きこそもののという観察はやっぱりすごいなぁと感じる。
建築を造る過程に於いて材料の選択というものがあります。
表現するために何の材料が適切なのだろうか。
生活を営み、使い続ける中で何が最良の材料なのかという選択責任。
人間は起きてから寝るまで約9,000回の選択をしているという中で
住み手のことを、使い手のことを、社会のことを、そして建築を考えるという行為の選択を
増やしていくことがより良き建築に繋がるのではないかと思う。
そんなことを考える思考のなかでT氏の事務所から望む河川敷には基壇とも云える岩があった。
どうやってソコに在るのか。
なぜソコに在るのか。
止まぬ探究心。。。