“忙しい”という言葉は心を亡くすと書くから悲しいので使いません。
“充実している”という言葉を使います!とベッキーのTwitter
うんうん。そーだそーだ。
さすが目がハートなだけある。
建築はそこに所在するだけで人に、街に、環境に影響を与えます。
月日を渡すごとに建物は色を帯びます。
エイジングデザインをどう考えるのかが課題です。
カルロ・スカルパというイタリア人建築家
彼が設計した建築の一つに“ブリオン家の墓地”という作品があります。
コンクリートが汚れることを前提に、やがて風化し最後は自然に埋没して
朽ち果てることを想定したデザインです。
墓地という用途だから出来るデザインではなく、人にも建築にも起承転結があるという思考。
建てた時が100%ではなく、経年変化により帰結してゆく時(とき)デザインのではないかと。。。
今日は新年度となる空き家対策相談体制整備事業の検討委員会がありました。
山口県の空き屋割合は15.1%で、利活用されていない空き家割合が52%。
適正管理されていない空き家は30%で全て全国平均を上回っています。
戦後復興、高度経済成長の一極集中で地方が疲弊した歴史。
中山間地域からはどんどん人がいなくなり、市街地だけが活性化する昨今。
雇用が定住を生み出すシステムは理解できるが、青々とした山々を、川を、そして草木を愛でるだけで
安らぐ心に定住促進が生まれると感じる。
6月の田園風景を見ながら思うアンチテーゼ