外に出ればすっかり秋模様。
街のよそおいも、人のよそおいも、そして空のよそおいも…。
秋は時間がやっぱり長く感じられる。
不思議だ…。
10月当初から毎日見続けた景色。
遠くに見える萬珠島・干珠島。
母校の校歌に刻むその島は竜神から授けられた二つの玉から
生まれたという伝説。
歴史は今をもってなお楽しい。
- 歴史はすべて一人の人間が変えてきた -
@ICUのTさんとの最近のハマり文句
すべては可能性である…。
私のポリシーとして、仕事(社会貢献)には上も下もないと考える。
人を使うという言葉は大嫌いで、ともに築くのだと思う。
建築を造るという行為は一人の人間が創造する作業であるが
決して設計者が上位ではなく、現場監督が上位でもなく、職人が上位でもない。
みんなが同じ立ち位置で、みんなが主役なんだと。
みんなが一つの建築に力を合わせ没頭することこそが
花を咲かせることだと思う。
- 自分の想像力を頼りに新しい価値を生み出し、
それが人々に使われ街に息づいていく過程を
見届けることができる建築家はやりがいのある夢多き仕事だ -
秋の夜長に反芻する敬愛する安藤忠雄の言葉…。