建築の仕事には上も下もなく、チームで行うものだと常に考え
設計も現場も皆が同じ立ち位置で同じ目線で造り上げるものだと思います。
スタッフにその思いを伝え、そして認識し、勉強会にてお互いを高め合うよう
心掛けていたつもりが、ある一人の所員が「この数年、全く自分は成長出来ていない」と言いました。
若い人が(最近は年齢に関係ないかも)よく「仕事がつまらない」だの、「会社が面白くない」だのと言うのはなぜだろうか。
それは要するに「自分がやるべきとこを人が与えてくれる」と考える受け身の姿勢が起因すると考えます。
会社が「自分にあった仕事を与えてくれる」のではなく、むしろ会社の中で情熱をもって働けば自分が本気になれる、熱中できる仕事と巡り合うのであると思います。
そもそも仕事は「あなた」のためにあるのではなく「社会」にあると言えるのであって仕事の大きい小さいを秤にかけ、大きい仕事は成長ができ、小さい仕事は消化試合的なことは社会にとっても、その人の人生にとっても全く残念な話であってその結果として「成長」できたのか否かは稚拙な話であると感じます。
話は変わり、新工法の吟味。
軟弱地盤で建物の基礎に杭を30m近く打つ設計で進めていたプロジェクトを
杭不要とする別工法の勉強です。
実におもしろい☆