連日連夜、コロナウィルスの猛威。
今週末の仙台出張も会議自粛によってキャンセル料が発生してみたり
来月の会議の次第を送付すれば、とある企業さんから「会社より出席を見合わせる連絡」があったり、ともすれば中国地方で初めて感染者が確認されたりする年度末。
2月末に一級・二級建築士の免許交付式に出席しました。
例年行う、この免許交付式。
今年はコロナウィルスの懸念で岡山県等、交付式そのものを中止する団体が多数ありましたが、山口県庁より「時間短縮でやるのだ!」との通達で、アルコール消毒とマスク配布、強制換気。
そして時短での時短での開催。
建築士免許を受け取る合格者の姿に、10数年前の自分とを重ねる。
一次試験の学科は合格するものの、二次試験の製図試験に不合格した月日。
長女が生まれ、次女が身籠る。
20代最後となった年。
これで不合格であったら自分は設計に向いてない、いや設計に従事すべきでないと決めたこと。
回顧すれば、映画のワンシーンのように思い出すあの時。あの瞬間。
飛び上がって喜びを感じ、そしてお世話になった方々に御礼の言葉を伝えた
その情景を思い出しながら、私の祝辞とスピーチ。
「時短での式典」と念を押されたにも関わらず
例年よりも多めに話してしまったのは、ご愛敬。
例年のごとく合格者の表情が硬いので
ウィットに富んだトークを盛り込んだのに失笑したのは
これまたご愛敬。
「夢を語るところに夢は開花する」
congratulations!