歴史のバトンを繋ぐこと

人生も建築も過去に礎のうえに成り立っているから
建築家として、設計者として、そして造り手として建築史を学びます。

過去知り、今を考え、そして未来のバトンを渡す。
その過去を学ぶために“ 山口近代建築研究会 ”と“ まちのよそおいネットワーク ”に参加しております。

去る7月17日(日)。今年で100歳を迎える建築を皆で祝おうじゃないか!との有志達により
山口県旧県庁舎・県会議事堂創建100周年記念事業を開催しました。
建物が県政の歴史を伝える貴重な文化遺産であることを、改めて県内外に情報発信し
これからも守り続ける気運の醸成と県政への県民の理解を深めていく契機とするために記念事業を開催するものです。

この日のために何度も話し合い、汗をかき、準備を進めてきた熱意が伝わったのか
天候は快晴。梅雨明けした青空に早朝からスタッフの笑顔がこぼれます。
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山口県ご当地マスコットの“ ちょるる ”は子供に大人気。2
予想を大幅に上回る参加者にテントは満員御礼です。
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開会式が始まります。
県知事の言葉に直立不動で聞き入る“ ちょるる ”。
微動だにしない“ ちょるる ”
「おい。おい。おい。。。」
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そして、何とも感慨深いテープカット。
研究会代表のH氏の笑顔が素敵過ぎて、私の心もシンクロしました。
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午前中の部として始まった「小学生スケッチ大会」。
子供に“ 近代建築とは何か ”、“設計者の武田五一とはどんな人か ”を知ってもらうためにレクチャーをします。
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そこで登場の“ 近代建築博士 ”
テレビメディアや新聞記者の視線をビシビシ感じてトチリまくりです。
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その後は美術の先生より、スケッチの書き方とフォーカスのレクチャーを行いました。
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午後からは「近代建築と歴史」をテーマとしたシンポジウム。
長谷川 堯先生と松葉 一清先生に講演を頂きました。
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その長谷川先生。 ご子息が俳優の長谷川博己さんということで、スライドよりお顔をマジマジと確認。。。

充実した時間は過ぎるのも早く、緊張した時間はイベント終了と共に疲労へとスイッチ。

 

子供のキラキラとした目。

建物全景を描く子供。階段を描く子供。知事室を描く子供。
何に興味を示すのか? 何が心を惹きつけるのか?

見ようとすれば見えてくる。
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2歳の息子くん。
ずーっと爆睡。 オヤジの背中を見せれず。。。
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Calender

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