あっ！
という間に過ぎ行く一年。いや一念。

今年は経験した人生の中で最速で過ぎ去ってゆくような感じがする。。。
まだ日を残すので振り返るには早いけれども、様々な出会いもありました。
また、色々と考えさせられることもありました。

建築を造るという行為はクライアント・設計者・施工者の３者で成り立っているという
思考のなかで新たに出会ったプロデューサーをいうカテゴリー。

ひょっとすれば今、日本で一番足りないのはプロデュサーなのかもしれない。。。

プロデューサーに必要な能力は何なのかというと有能な人を使う能力であって、
その能力は大変得難い能力で、必要だけれどもたくさんはない能力である。
誰にどんな才能があって、組み合わせればどのような化学反応が起こるのか見極める能力であると。

社会学者の上野千鶴子が言っていることを地で言うプロデユーサーに再会したんですよね。

私が考えている建築や造っている建物。
私が話している言葉や考えている思考や理念。
私が悩んでいること。
私が見据えている未来。

これは全て今まで経験してきた体験と人と対話して得た経験。
読んで学んだ書籍により形成されてきているとすれば、まだたったの36年。
倍の72年で少しはオリジナリティーが発見出来るのか？

そんなクリスマスに立てた年末年始の計画はリースマン、ＥＨフロム、バースティンを
読み漁れば少しは解が見えてくる予感だけ。。。

その昔（私にとっては）、アメリカで大統領選を戦ったケネディーとニクソンがおりまして
最初はニクソンが優勢だったのだけれど、テレビで二人の討論会を行った際
ケネディーの方が印象が良くて大統領になっちゃったんだと。

メディアへの露出というアピアランスに於いてニクソンの来ている服がダサかったという話。
はたまたスターのように見えるケネディー。

とある運河に架かる伝統工法により造られた夢見橋というネーミングの橋。
そこを渡る遠足中？の幼稚園生。

見ず知らずの不審者の私に「こんにちわぁ～」と大きな声。

来年は少しは容姿に気を使おうと決めた。