めぐるめく季節。
四季のそれぞれ終わりの18日間を土用という。
祝日のことを旗日と言う昭和な私はナショナリズムかポピュリズムかという問題。
そんな丑の日に講習会を受講しました。
今、頭を悩ますのが省エネ問題です。
住宅建築は個人の自由がある反面、最大個数であるがゆえのエネルギー問題に立ち向かっている。
平成11年省エネ基準に平成25年省エネ基準。挙句の果てには2020年基準。
わかる。確かに解る。
しかしあまりにも暴力的なんじゃないかと思う。
最たるものが長期優良住宅なるもの。
これは営利のみを目的としたハウスメーカーやビルダーのためのものというのが実情である。
また、面白いのが日本全国で戸建てに占める割合のno,1がなんと山口県だということ。
住まいを車や家電のように商品として扱うハウスメーカーのシェアが多いからという理由だそうです。
これまた笑止千万。
住宅を建築するために必要な設計図書。
たった10枚程度で出来上がる建築に不安を禁じ得ない。
35年で解体される建築ではなく、愛着をもって長く永く住み続けられる建築。
今一度、発注者・設計者・施工者が三位一体となって考える時が来たのかもしれない。。。