オリジナルについて考える。
解剖学者の養老孟司氏は云う。
「 研究とは人がやらないことをやる。独創的でオリジナルである。
それが何だと考えると、自分にしか出来ないこと、自分にしか考えないことである。
でも、自分にしか考えないことは人に通じないことであると。
アインシュタインがいかに変なことを言ってるようでも、ちゃんと考えると解るのである。
ということは考えるとは共通しているということである。
人に理解されるということは共通していることであり、どこがオリジナルなのか。。。 と 」
言葉というのは実ににおもしろい。
話す言葉で、交わす会話でその人の考えや人柄が理解できる。
先日試運転ながらも発足した建築研究会(仮称)。
断熱材は何が良いのか、屋根材は何が良いのか、構造材は何が良いのかと多題です。
庭にハーブを植えてはいかん。枕木なんて白蟻を飼うつもりなのか?と話は多岐にわたります。
建築は芸術と違いオリジナルはありません。
そこにあるのはクライアントと建築をとりまく環境だと考えます。
先週末の定期点検。
ツナギの装いで床下に潜るも問題なし。
が、モグラ対策には頭が悩みます。。。