旅のラストを飾るのは、大阪で待っていてくれたMr.M。
男三人で一つの部屋に泊まるという、別府に続いて大阪でも温泉という名のスパリゾート。
電話で話すその姿も、立ち居振る舞い全てがカッコいい大好きな親友。
6畳一間の和室に男3人。
誰がどこに布団を敷いて、どっち向きで寝るか。
お前たち2人はいびきと寝言がうるさいから、俺は押入で寝るよと
スペースを確認するナイスなガイ、Mr.M。
おいおい、それじゃあ君はドラえもんなんだねと
夜の街へ繰り出す前に歯を磨く、Mr.K。
窓からは正面に通天閣が見える、そんなステキな部屋だのに
2人は全く見向きもしない、そんなステキなナイスガイたち♪
呑んで食べて、話をして、出会った自販機で一喜一憂し
呑むためにわざわざ東京から来たという20代男性と友達になり
その着ているTシャツがまさかの自分デザインで、さすが東京もんはハイセンスだなと感じました。
と、かくかくしかじか…ありまして
大阪と言えばこの建築。住吉の長屋を訪れました。
突然に路地から現れる、私にとってバイブル的建築作品。
妻側のファサード。
語るに尽くせない名建築作品はクライアントも愛して住み続けるという精神が表札にも表れています。
記念に…。
1日24時間。
夢の中でも笑っていた3日間。
私にとってかけがえのない友人と、かけがえのない時間を過ごした。
人生は、いろいろあるけれど
心のよりどころがあれば、僕はこれからも歩んでいける。
夕暮れに見た虹に、明日もまた夢をみよう…。