いよいよ着工と迎えた福岡市南区のクリニックの現場。
地盤調査(ボーリング調査)に基づき、建物支持地盤が表層より約6mに位置するため鋼管杭を打設します。
その打設する前に工法(鋼管杭の施工方法)が大臣認定に沿っているかの適合性確認を行います。
ゼネコン(施工者)から提出される施工計画書のcheckbackを2回ほど行い、まずは現場搬入した材料(杭)の確認です。
鋼管の肉厚(厚み)。
杭の長さはもちろん杭先端の羽を確認。
@鋼管杭は基本JIS規格の鋼管に特殊な羽を取り付けて認定を取ってます。
その後、試験堀を行うのですがオーガ(スクリュー式のドリル)先端に付着する土(支持層)を
地盤調査で得られた土質標本を照らしあい照合確認を行います。
建築(建物)は堅固な地盤によって支えられます。
目視確認できない地盤(地中)は細心の注意と緊張感を持ち、工事監理を行うことが設計事務所の職務です。
建築が出来上がるまでの工程は多岐に渡ります。
いざ☆