アップデート。
この言葉。
響きが良いといいますか、なんとなく自分が洗練していく感じがするので
よくよく使うのです。
今日も昨日からアップデートできた…とか
日々アップデートするからこそ今の私がここにある…とか。
ともすれば、君はアップデートできているのかぃ? とか
この一番搾りは今まで飲んだ中で一番うまいから、これはもしや麒麟さん、アップデートしちゃってるね。とか。
はたまた、人間というものはですね、日々細胞が生まれ変わっている、すなわち新陳代謝しているからですね
1年もたてば別人に生まれ変わっているのだから、思考という回路もアップデートする必要があるのですよとか。
養老孟司と福岡伸一を足して3で割ったようなことを時に言ったりもするのです。
そんなことで最近特に耳に付く言葉を、私自身もよく使うのです。
昨年設計した湯谷湾温泉ホテル楊貴館の日本酒barをアップデートしました。
山口県のすべての蔵元の日本酒をディスプレイしたスペースですが
日本酒を置く天板をアクリルから高透過ガラスへと演色性が進化しました。
2字曲線で構成する天板の原寸を計測し、レーザーカットを行い、取り付けしました。
創意工夫を重ね「こんな仕事が一番おもしろい」と言ってくれた職人さんに感謝感激。
以前とは比べものにならないガラスの小口からジャストのライティング。
屋外デッキテラスにハンモックがアップデート。
皆さまぜひ☆