行政などが観光名所として発信するいわゆる観光資源。
点在する資源がバラバラにパイを大きくするより一緒にローンチしたほうが
魅力が増し増しになるのにと感じたロケハンの午後。
下関市として合併する以前の旧郡部出身の2人、いや現在進行形で居住する2人が放った言葉。
「初めて火の山に登りました。
関門海峡を見下ろす景色に感動し、かつて砲台があったその地下倉庫(掩蔽壕)に想いを馳せる時間。
下関を遠景から眺めた後は九州に渡り、対岸から下関を感じようと関門人道トンネルへ。
旧郡部出身の2人はこの関門プラザ(いわゆる関門トンネル資料館)も初めてだそうで
写真に感動し、模型に感嘆するのである…。
全天候型のランニングコースとして市民が利用する人道トンネルは人の途切れがなかなかなくて
やっとこさ本日初めての集合写真の巻。
対岸の和布刈(めかりと読みます)に渡り、関門橋を下から見上げるビューポイント。
トロッコ列車に乗って門司港まで行く予定がコロナ禍で休止中であったため
歩いて行くのだが、潮のかほりを感じ、そして波打ち際の遊歩道は実に素晴らしかった!
これまた旧郡部出身の2人は門司港ハイマート(門司港タワー)に登ったこともなく
可動式の跳ね橋(ブルーウイング)とひたむきに向き合う。そんな時間。
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万2,000歩を表示する腕時計。
関門汽船で帰関しようと海岸側から陸地側に視線を向けると光り輝く「パンケーキ」の文字。
今日の総括と称して男3人でオーダーしたパンケーキ。
「焼きあがるまで時間が結構かかりますけど。」
「2人分でしたらすぐに提供できますけど。」
と言われたけれど、「いえ、3つでお願いします。」と言った男3人は
その量と甘さに心が挫かれそれぞれ残す結果となる。
「この3つを合わせれば、2つになりますよね」と心の声が出てしまったG氏。
荒波だのに船のテラスに乗ったがために、頭からびしょびしょになったのであった。