植物は地上に見えている部分と地中に隠れた部分とは
カタチもほぼ同形でシンメトリーをなしているという。
鮮やかに色とりどりの花が咲くのも、
地中に隠れた根っこがあるからこそである。
日々の生活や対話、読書や学習で培った知識も人間という木の咲かせた花であるならば綺麗だ美しいだといって花だけを切って花瓶に生けても、すぐに散ってしまうことは花が自分のものになっていないということなんだろうと思うのである。
では、どうすれば良いか。
見たこと、聞いたこと、感じたことを自分の根っこに蓄えるチカラを身に付けることは自分と社会とを、どのようにどう向き合ってゆくのか考えるのではないか、と行政庁巡業の旅へ。
始業開始時間にノックした山口県庁。
事前相談の山口市役所。
途中、山口県建築住宅センターと山口県建築士会会館にご挨拶して
岩国市役所。
職業柄、様々な行政庁に伺いますが
山口県内で対応がすこぶる良いのが岩国市、宇部市。
廊下を歩く足音が明らかに聞こえていて、窓口のカウンターに確実に気配を感じるのに誰も見向きもしないのが悲しいかな、わが街「下関市」。
岩国市役所の親切丁寧な対応のあと、昼はどこで食べようか…と車を走らせ気が付けば錦帯橋。
弁当を買って河川敷で食べてみる?
いや、一人はさすがに寂しいか?
でもそんな時間ってきっと人生を豊かにするんじゃない?
いやいやヤバい人でしょ。傍から見たら。。。
と赤だった信号も気が付けば「青」に変わり、結局お昼を食べ損ねるのであった。。。