2018.07.18

計画中の物件と建築中の物件。

頭の中と手帳のスケジュールを整理しながら考えるのであります。

先日は鉄骨造2階建て物件の鉄骨製品検査を行いました。

 

設計者、施工者、鉄骨製作者、第3者非破壊検査者での合わせて7名の出席者

製品検査に先立ち鉄骨製作要領書と社内検査報告書、
鋼材出荷証明書を確認します。

 

簡略化すると以下の通り

1/設計図に記載している鋼材の種別(鉄骨の材料)が整合しているか
2/製作要領書通りに製品が組立てられているのか ※主としてJASS6参照
3/社内検査(鉄骨ファブ)で不具合個所がなかったか

と言った内容です。

 

検査成績表の内容を確認し、いざ工場へ。

 

テープ合わせ(工場で使用するスケールと検査で使用するスケールに誤差が生じていないか)を行ったのちに製作された柱や梁の寸法検査を行います。

 

続いて、溶接接合された部位の外観検査(溶接部のひび割れや欠損)を行ったのちに溶接部の見えない欠損を確認するために超音波探傷試験を行います。

 

通称UT試験。
鉄骨ファブの社内検査でも試験をしておりますが、入念に確認するため第3者となる検査会社に依頼し試験を行うものです。

 

様々な部位を検査します。

 

検査に合格した製品(鉄骨)は最後に錆止め塗装を行います。

 

思い描いた建築は工事監理(設計監理)があった上で成り立ちます。

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