食わず嫌い

「何でも食べてみないと解らないよ」と子供に言い聞かせる私。
極度の偏食で野菜と果物が一切受け付けないというそんな私。

旨そうに野菜を食べる人に、果実を頬を膨らまし頬張る人に
「何故、私はその美味しさを理解できないのか」と自問自答する。

なんだか気に入らないという、ただそれだけの理由で拒絶した曲がありまして
ラジオから聞こえるSEKAI NO OWARI。
「よし、ここはひとつ食べてみよう」と、一念発起して食してみればこれ
なかなか良いではないか!と気がつけばヘビーローテーションなのです。。。

日々是、“ 忙しい人には忙しい理由があって、暇な人には暇な事由がある ”という訳。
今日、とある不動産さんと対話するなかで再認識した言葉でありまして
「理由があるからみんな、その人に集まる」という話。まさに真を得たりなのですが
そういえば、ちょいと前の新聞にこんな記事が掲載されていました。

     東日本大震災で被災消失した家屋。
     記憶の宝物として間取り図を作図するボランティア建築士集団。
     寝っころがった縁側。海が見える和室。掘りごたつの上の不釣り合いなシャンデリア。
     記憶の中の住まいプロジェクトとして、家や家族の歴史、生活の記憶を図面に書き込んでいく。

そこでハタと気づいたんですよね。
「建築で何をすべきかではなく、何が出来るか」を。

さしかかった交差点。直行するT字路。
私は左折するために左のウインカーを点滅させる。
90°から85°、70°、60°と角度が0°に近づいてゆく。
どこまでが左のウインカーで、どこから右のウインカー点滅させるのか。

「境界線はどこだと思う?」と私に問うTさん。

今日も高速道路を下りて合流する道路に自問自答する。。。

博多は明日、追い山笠!
あぁー、今年こそ見たかった。

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